物語と拳法が好き@diethyl_ether
|
|||||||
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
晴れた空が迫ってくる
私の目を奪いにやってくる 靴を見ながら音を聴く 早く暗くなればいい 私は暗闇の中ただ叫ぶ 喉の奥 普段震わせない場所を刺激する 聞こえてくるだろ? もう一人の私の声 低音と高音が交互に現れる 朝になれば疲れているさ また靴を凝視するだろうさ そして小声で呟くんだ PR
百足は何も知らずに生きてこれたのです。蝸牛に食べられる夢は幾度となく見ましたが、実際は何かべたべたしたものせいで身動きがとれないだけでした。彼はまた確信してもいました。貪欲な蟻共は地面のつるつるしたこの場所にはいないだろうと。
希望というものがあったわけではありません。ただ彼はここで干からびて永遠に残るであろう美しい体のことを考えていたのです。特に起伏のある人生ではありませんでしたから、不満がなかったわけではありません。ですが、彼にとって傷のない体は自慢だったのです。 今にして思えばそこは大きな蜘蛛の巣によく似ていました。彼は勿論気が付いていましたが、もっと美しい比喩を探していたのです。 彼の予想に反して、体は原形を保ちませんでした。古くなった天井が彼の上に落ちてきたのです。 彼が最期に考えていたのは何でしょう。熱力学の第二法則なんかだったら洒落ていたかもしれません。勿論そんなことはないのですが。
綺麗な絵を見てると悲しくなる不思議。
今年から就活も始まるのか? 文末に。をつけるかどうか迷う不思議。 最近絵を仕上げただろうか? 細筆しか使えない僕の、そんな僕の絵を良いと言ってくれてありだとう。 「君はもっと大胆に描ける」って言ってくれた人もいたような気がする。 好きなことをして生きていけるのに、一体何が不満なんだ? 僕は李徴のように正直には生きられない。 僕の中の嫉妬と傲慢は、解き放たれる日が来るのだろうか? 王維のような詩が書けたら良かったのに。 ---------------------- 無限の住人、アニメ化だってね Aよ、主の読みは当たった BLAME!2、ブラム学園、ネットスフィアエンジニアがまとめて収録された単行本が6月に出るらしい
夕日の綺麗な日にバスに乗ると、知っている人が一人もいないようなところまで行ってしまいたいと思うことがある。
私が生まれた国のバスはこんなに綺麗ではなかったし、運転も荒かった。祖母の家まで行く高速バスが怖かったのを覚えている。 私がこの国で暮らしてきた十年は、まるで乗客の少ないバス―ちょうどこのバスのような―に乗って、財布が空になるのを待っているかのような気分だった。 私はその間、なぜそのバスに乗ったのかなど考えず、ただ夕日を見ていればいいのだ。 今向かっているのは、次に私の住む国。
彼の地は神の祝福を受け、僅かな起伏も計算し尽くされた美しさに満ちていた。
其の空に星は無く、然し常に明るく何者も隠れることは出来なかった。 暖か過ぎず、寒過ぎず、風が生じる事も無かった。 全てが完璧であった。 只、何処からか 「カタ・・カタ・・」 と、何かが揺れるような音が聞こえる事があった。 もう五年。施設を出て、もう五年。 私を連れ出した三人。私達四人で悪魔とデート。良い人達だった。 今は二人。大好きな彼の人、純粋な彼の人、一人私に声を掛けなかった彼の人。二人きり。 悪いのは私?違う。私は言ったもの。 「知ってる?虹の上には悪魔が住んでるんだよ。」 続 (勿論、続かない) |
Category
Search
Comment
[01/18 ArnoldDognisp]
[01/17 Michalstors]
[01/17 Viktorianpipse]
[01/08 John Doe]
[10/05 John Doe]
Trackback
|
||||||