物語と拳法が好き@diethyl_ether
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▼Branding
スカリフィケーション(Scarification)の中でも火傷により身体に美を描くブランディング(Branding)というものがあります。 ブランディング、つまり焼き印は古くから奴隷や部族の識別等に用いられ、現在の商品の特逸性等をあらわすブランドという言葉の由来でもあります。 私は専門的な知識が無いため、以前よくやった根性焼きをヒントに試行錯誤を重ねることにしました。 特性としては、職業上大きな模様があるとまずいという制限と、焼き鏝を作る材料や工作道具が無いという二点が上げられます。 結果として、マイナスドライバをライタで炙って皮膚に押しつけることにより出来る直線の組み合わせで描くことにしました。この方法は、利点として道具がいらないということがありますが、炙って当ててを繰り返すため場所により焼け具合が違うという欠点も生まれました。 何度か試す内にコツも掴めるようになってきました。 重要なのはドライバの温度ではなく、皮膚に伝わる熱のようです。これは自分の身体にやっていたのでわかった感覚ですが、ドライバを皮膚がフヤケる前に離す方が良いようです。 押し当てたところが水膨れみたいになるのは良いのですが、それが割れて傷が露出するとそこから雑菌が入るせいか瘡蓋が広がってしまい、綺麗な線になりません。水膨れになっても、一日うまく置いておけば引っ込んで綺麗な赤い線が出来ます。 ブランディングは他のスカリフィケーションやボディアートと違い、施行直後と数日後とで状態が大きく変わります。 だからこそ綺麗に残った時の感動は一入と言えるでしょう。 刺青と違い時間により薄まりますが、火傷ですのでそう簡単に消えるものでもありません。 描く模様や文字は、それがブランディングに値するか吟味し、かつ綺麗に出来るか試行錯誤するべきでしょう。 PR Comment
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